インプラント
インプラントとは
インプラント治療とは、失った歯の部分にチタン製の人工歯根を埋入し、その上から人工歯を取り付けることで、歯の機能と見た目の回復を図る治療法です。
これまでは「入れ歯で硬いものを噛めなくても仕方がない」と諦められていた方も、インプラントを使用することで、ご自身の天然の歯に近い感覚で快適に食事ができるようになります。
インプラントの疑問を解消しませんか
- 治療期間や費用はどのくらい？
- 自分の歯の状態でもできるの？
- インプラント治療って痛いの？
- 実績のある先生にとりあえず相談したい など
近年ではインプラントも身近な歯科治療となってきていますが、やはりまだ多くの患者さんが「よく分からない」という不安を抱えていらっしゃいます。
当院では患者さんの小さな不安や疑問にも丁寧にお応えし、他の治療法とも比較しながら分かりやすくご説明することを大切にしています。検査を受けたから必ず治療をしなければいけないということも一切ございませんので、どうぞまずはお気軽にご相談ください。
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
- 自分の歯に非常に近い感覚で噛めるようになる
- 見た目も自然で会話も不自由なく楽しめる
- 入れ歯やブリッジと比較して口の中の違和感が少ない
- 周りの健康な歯を削ることなく治療できる
デメリット
- 自由診療（保険適用外）のため高額（医療費控除の対象）
- 外科的な手術が必要となり一定の治療期間を要する
- 予後のメンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になる場合がある
当院のインプラント治療の
特徴
歯科用CTを用いた精査
インプラント治療の成功において、事前に正確に患者さんの状態を把握し、綿密な治療プランを立てることが非常に重要となります。当院では先進のデジタル歯科用CTを院内に設置しており、より的確な診査・診断を行なっています。
従来のレントゲンでは把握できなかった、顎の骨の立体的な構造や神経の位置などを高精度に把握することが可能です。さらに撮影したCTデータを専用のシミュレーションソフトで解析し、患者さん一人ひとりに合わせた理想的な埋入位置を診断することができます。
ガイドシステムを用いた
インプラント治療
インプラント治療において、人工歯根の埋入位置や角度、深さの理想形は患者さんごとに異なります。そして、わずかにでもズレが生じれば、治療結果に大きな影響を与えてしまいます。
当院では、CT画像や歯型の３Dデータ等をもとにサージカルガイドを作製することで、治療計画に基づく、より的確で精度の高い安全な治療を行っています。ガイドシステムを駆使することで、歯茎や顎の骨への侵襲を抑えることもでき、結果として治療期間の短縮にも貢献します。
『骨が足りない』『骨が薄い』場合の
インプラント治療にも対応
インプラント治療では骨に土台を埋め込むため、骨には一定の高さが求められます。歯が抜けてから時間が経過していたり、歯周病などが原因で骨が少なくなったりして高さが足りない場合には、骨を増やす処置を行います。
- GBR（骨誘導再生法） インプラント周辺の骨の足りない部分は、『骨補填材料』という人工材料や生体材料を使用し、足りない部分を補います。骨が著しく不足している場合でも、吸収性コラーゲン膜やチタンメッシュを併用するなどの処置を行うことで、インプラント治療が可能になります。
- ソケットリフト 上顎洞の下の骨に骨補填材を挿入し、専用の器具で上顎洞底を押し上げます。十分な高さまで上顎洞底が持ち上がったらインプラントを埋入します。持ち上がった部分はおよそ4～5ヶ月で骨に代わります。ソケットリフトのメリットは、サイナスリフトに比べて侵襲性が小さいところです。
- サイナスリフト 上顎洞の横の部分の歯ぐきをめくり、上顎洞を露出させます。上顎洞を上に持ち上げて、できたスペースに骨補填材を挿入します。半年程度で十分な量の骨ができます。
「骨が足りない」と他院で診断を受けた方も、当院であればインプラント治療が可能なケースがございます。まずは一度当院へご相談ください。
インプラント治療の流れ
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カウンセリング
まずは患者さんのお話を丁寧に伺い、お悩みやご要望をしっかり把握します。インプラント治療に関する不安や疑問にもお答えし、ご理解とご納得をいただけてから次のステップへと進ませていただきます。
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精密検査・治療計画の立案
レントゲン撮影やCT撮影、噛み合わせや顎の骨などの検査を行い、お口の中の状態を慎重に診査・診断いたします。十分な検査の結果をもとに詳細な治療計画を立てていきます。
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サージカルガイドの作製
人工歯根を埋入するのに最適な位置や角度、深さなどを治療計画通りに実現するために、CT画像や歯型の３Dデータ等をもとにサージカルガイドを作製していきます。
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インプラント埋入手術
当院では「即日インプラント」「1回法」「2回法」の3種類に対応しております。骨の状態や埋入する本数などを十分に考慮し、どの手法が適用可能か慎重に診査・診断の上で最適な治療法をご提案させていただきます。
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治癒期間
インプラント体と顎の骨が結合するための期間として、埋入してから通常約2～3か月の治癒期間をとります。
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型取り（印象採得）
型取りをして口腔内におけるインプラント体、またはアバットメントの位置関係と周囲の軟組織の形態を専用器具を用いて模型上に再現します。
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新しい歯の作製と装着
１回法では、骨との結合が確認できたら上部構造の作製開始となります。また、２回法では外科手術で歯肉を切開してアバットメントを連結し、歯の土台を作ってから上部構造（人口の歯）を作製・装着します。
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治療終了・定期的なメンテナンス
治療終了後は3～6か月に1回の頻度でご来院いただき、末長く健康的な状態を保っていただけるよう、噛み合わせの調整やクリーニングなど定期的なメンテナンスを行います。治療後もしっかりとサポートさせていただきます。
インプラントのメンテナンスについて
メンテナンスが大切な理由
インプラント周囲炎や噛み合わせの変化があった場合でも、それに気づくことは非常に難しいです。多くの場合、自覚する前に症状はかなり進行してしまっています。ですが、早めの対処が行われれば、大きな問題になることなく済むことが多いです。
インプラントの健康と長寿命を維持するためには、定期的な歯科医院でのチェックとメンテナンスが必要です。